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実習で身につけた力を経歴に書ける言葉へいまこそ置き換えていこうという呼びかけ

経歴に書ける学びを今日から積み上げていこう

製菓専門学校で過ごす日々の学びは、そのままにしておくと、記憶の奥へ埋もれてしまいがちです。だからこそ今のうちから、経歴に書ける形へと学びを置き換えていく作業を、始めてみてください。

経歴に書ける学びというものは、特別な受賞や目立つ成果のことだけを指すのではなく、もっと広いものです。毎回の実習の中で確かに手が覚えていった工程もまた、立派に語ることのできる学びのひとつです。

まず取り組んでほしいのは、これまでに扱ってきた菓子の種類を、書き出して並べてみることです。並べてみると、自分がどれだけ幅広い工程に触れてきたのかが、はっきりと見えてくることでしょう。

次に呼びかけたいのは、それぞれの工程で何ができるようになったのかを書き添えるという作業です。できるようになったことを具体的な言葉にしておけば、伝える場面でそのまま使うことができます。

衛生や安全に関わる知識というものも、経歴の中では確かな重みを持つ学びになっていくものです。手を洗う順序や器具を分ける理由をきちんと語れる人は、働く現場でも安心して迎えてもらえます。

班での役割を担ったという経験も、忘れずに書き留めておきたい学びのひとつだと言えるでしょう。人と組んで一つの品を仕上げたという経験は、どのような現場においても必ず求められる力になります。

決められた時間を守って作業を終える力も、書いておく値打ちのある学びとして数えてかまいません。限られた時間の中で仕上げる訓練を重ねてきたということは、確かな強みとして伝えられるはずです。

こうして並べてみると、書けることは思っていたよりもずっと多いのだと、気づかされるはずです。足りないと感じていたのは、学びが足りないのではなく、言葉が足りていなかっただけのことです。

実習の記録を伝わる言葉へ置き換えるための手順

置き換えの作業については、実習の記録を開くところから始めていくと、ずいぶん進めやすくなります。その日に何を作り、どこでつまずいたのかという記述こそが、そのまま確かな材料になってくれます。

次に、つまずいた点をどのように乗り越えていったのかを、一行でよいので書き足してみてください。この一行こそが、面接の場で語ることのできる具体的な話へと、やがて育っていくことになるからです。

書き方については、できたことだけを並べるのではなく、その理由まで添えるとより強く伝わります。なぜその工程がうまくいったのかを説明できる人は、応用のきく人なのだと受け止めてもらえます。

作ったお菓子の姿を記録として整理しておくということも、ぜひ進めておきたい準備のひとつです。並べて見せられるものが手元にあれば、言葉だけでは伝わらない部分まで、届けることができます。

学校の行事や発表の場で担った役割についても、記録として残しておく値打ちは十分にあるはずです。人前で説明した経験や準備を進めていった経験は、どのような現場においても生きてくる力になります。

書き出したものについては、時期ごとに整理しておくと、後から見返すときに大いに役立ってくれます。学年が進むにつれて中身は増えていくため、早い段階から少しずつ整えておくことをお勧めします。

先生に見てもらうようにすると、自分では気づけなかった強みを指摘してもらえることがあります。外からの目を借りることによって、言葉の選び方もまた、より伝わりやすいものへ整っていきます。

置き換えの作業は一度で終わらせるのではなく、学期ごとに繰り返し手を入れていくとよいでしょう。積み重ねていけば、卒業を迎えるころには、厚みのある確かな記録が手元に残っていることになります。

学びを伝えるときに気をつけたい言い回し

伝える場面においては、大げさな言葉を避けて、事実を丁寧に並べることを心がけてほしいところです。誇張された言葉というものは、実際に手を動かす場面において、すぐに見抜かれてしまうからです。

できることとできないことを正直に分けて語るという姿勢は、必ず確かな信頼へつながっていきます。まだ足りていない部分については、これから学びたいという姿勢とあわせて伝えるようにしましょう。

数を並べて語りたくなる場面もありますが、実感のこもった一つの話のほうが、相手には届きます。どの工程でどのように考えたのかを語ることができれば、聞く側にはその人の姿がはっきり見えます。

パティシエを目指す人の経歴においては、続けてきた時間の長さもまた、一つの強みになってくれます。毎日欠かさず続けてきた練習があるのなら、それこそ何よりも語る値打ちのある学びだと言えます。

働きながら学んできた人であれば、その両立そのものが、確かな力の証として受け止められるはずです。時間を管理してきたという経験は、どのような職場においても、高く評価される力になっていきます。

苦手だった工程を乗り越えたという話も、聞く側の心に残る学びとして、深く伝わっていくものです。うまくいかなかった経験を隠さずに語れる人は、粘り強い人なのだと受け止めてもらえるものです。

言葉を整える練習については、同級生と互いに聞き合うという方法でも、十分に進めていけるはずです。実際に声に出して伝えてみると、分かりにくい部分がすぐに浮かび上がってくることになるからです。

経歴に書ける学びを整えるという作業は、自分の歩みそのものを確かめる時間にもなってくれます。今日から少しずつでよいので、手を動かした記憶を言葉へ変えていく作業を、始めてみてください。

まとめ

製菓専門学校で積み重ねてきた学びというものは、言葉へ置き換えておかなければ、記憶の奥へ埋もれてしまいます。扱ってきた菓子の種類や身につけていった工程を書き出すところから、どうか今日のうちにでも始めてみてください。

経歴に書ける学びは特別な成果だけを指すのではなく、衛生の知識や班で担った役割までを、広く含んでいます。足りないと感じていたのは学びそのものではなく、それを言い表すための言葉のほうだったと、気づくはずです。

実習の記録を開いて、つまずきをどのように乗り越えたのかを一行書き足すところから、少しずつ進めていきましょう。その一行こそが、面接の場で語ることのできる具体的な話へと育ち、あなたの言葉をきっと支えてくれるはずです。

伝える場面においては大げさな言葉を避けて、できることとできないことを、必ず正直に分けて語ってください。実感のこもった一つの話のほうが、数を並べただけの説明よりも、聞く人の心には深く届いていくものなのです。

苦手を乗り越えたという話や働きながら学んだ日々も、そのまま語る値打ちのある学びになってくれるはずです。今日から少しずつでよいので手を動かした記憶を言葉へ変えていけば、あなたの歩みは確かな形で残っていきます。製菓専門学校のことならこちら